社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

令和4年 9月1日 まごこみゅ
50年を振り返る最終章。2020年〜コロナ禍の中で。最後の「まごころコミュニケーション」

ありがとうございます。
令和元年(平成31年)はご縁の重なった1年。
JR西日本様のにぎわい弁当売場で水了軒の弁当が大きく開花し、「ひら井」、「蔦茂」、「つちや」の老舗がグループ入り、名古屋駅前に「ひら井名古屋」と大垣駅のアスティに「バル美濃味匠」が華々しくOPEN。
ブランドを確立して、いよいよ100億円企業への歩みを!きっと令和は輝く時代になるのだ!と信じていました。
人生と言うか、この世と言うかは、ほんとに一寸先は闇なんですね。
期待した新業態すべてがコロナ禍では、不況業種の極みたるもの。
2020年(令和2年)2月からの新型コロナウイルスの凄まじさに大打撃を受けています。
1年後、いや2年もすれば終息するだろう!との思いは砕かれたどころか、本年2月にはロシアがウクライナに侵攻するという信じられない世界になっています。
更に、7月の参議院選挙では、元総理大臣が銃で打たれ死亡というもう予想だにしなかったことの連続です。
この間のデリカスイト単体売上は、2020年は2019年比で69.4%。2021年は僅かに戻ったものの同比75.5%、本年7月まで同比77.8%、やっと新グループ売上が同比で89.1%と戻ってきています。
しかし、第8波〜10波も考えられます。2020年度は大赤字、2021年度はなんとか減価償却内のマイナスまで復調、本年はやっと黒字転換が果たせそうです。しかし「つちや」が大課題!
この間の良い変化、ひら井のネット販売が年間1億円を超える勢いで売れています。
WEBEDI発注のシステム稼働、ZOOM会議、表計算のロボット化、クラウド導入など進化しました。
2020年には8店舗の退店、3店の新店、2021年には料亭ひら井監修弁当「米屋」のFABEX金賞受賞、イオン新瑞橋OPEN。
本年、アクアウォーク麺あがっ亭、MOZOのKITANOACEとコラボ美濃味匠が好調OPEN、10月JR尾張一宮駅に、美濃味匠と柏屋光章(つちや)のOPENや「マーサ」の改装が予定されています。
構造転換をしよう。過去の成功体験は通用しない社会に来ているのでしょう。
天は変わりなさい!と教えているのでしょう。変わろうよ。思いきって。
ありがとうございます。と感謝しながら、
まずは、安心・おいしさ・値打ち・楽しさ・新鮮さの「5つの誓い」の上に、無駄をなくし、1円(10円かな) でも高く買っていただける原点に戻ろう。
この3年の傷を癒すには、数年かかるのでしょう。厳しいことも多いでしょう。
しかし、回顧の9回で綴ってきたように、50年の中では、いろんな障壁を乗り越えてきました。
今回も、きっときっと乗り越えましょう。
私はできる、何でもできる。だんだん良くなる、ぐんぐんよくなる!
今回で、1985年5月から始まり37年間綴ってきました「まごころコミュニケーション」のご挨拶を終えさせていただきます。
本当に、ゼロからの出発で育てて頂きました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 


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