社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●10年5月1日号

伝統とは因襲を打破し続けること

ありがとうございます。
桜咲き競う中で、新しいデリカスイトウオフクメンバーも加わり、新入社員歓迎のパーテイが開催されました。
お互いの長所を学びあおう、そんな熱気あふれる楽しい時間でした。
酔いの中から“マグロ解体マイスター“制度を創ろうよ!なんていう楽しい夢も出てきましたね。
ある人の持つ“長所・特技”を教え合い、習得して自分の真の力にする、その認定の社内資格制度を創り上げるといいですね。
“○○マイスター”が、いっぱい溢れる会社、そんな学びの場になるといいですね。
“手むすびマイスター1級“とかね。

さあ五月!世の中の不景気に合わせて 言い訳けしていても、楽しくないですよね。前向きに攻めてみよう。お客様の喜びことに挑んでみよう。
すごーい実績の店が 社内の中で幾つも出てきました。こんな時でも、知恵を出せば、ぐんぐんよくなろう。きっと、「いつもニコニコ」になれるのだから。
まずは、周りにある、長所を学びあおう。

さて、今日20日(品川から、帰りの新幹線車中で書いています)なだ万様パートナー会(取引先会)がありました。なだ万様は今年180周年をお迎えという伝統・格式の超老舗です。
厳しい経済状況の中を切り開くべく、創業家の楠本正幸様が社主・社長に就任されました。その御挨拶の中で、歴史を顧みられ、なだ万は昔から変革の旗手であり続けてきた、更なる変革の挑戦を!と。
“老舗はいつも新しい“がなだ万さまの姿勢ということです。
だから名声の180年なんですね。200年に向けさらに新しいなだ万に向かわれるようです。良いご縁を戴きました。
ありがたいことです。
会の中締めを取引社多い中、当社の堀富則社長が御指名いただきました。ありがたいことです。

18日、表千家茶道の慈光会日根野社中の60年茶会に参じ、ゆったりと茶の空間に浸ってきました。戦後間もなく(昭和22年)から脈々と引き継がれてきた茶の道、その伝統の作法さえも、和座敷で机と椅子の立礼でお茶を戴く場が設けられていました。ゆっくりだが、変わっている。

大垣共立銀行の故土屋斎(土屋嶢現頭取の父君)師が、加藤唐九郎氏の言葉として引用されていました。「伝統とは因襲を打破しつづけることなり」と。

良き本質を守り磨き、時代・情勢の変化にあわせて変革し続けねば・・とあらためて感じた週でした。
少しづつ少しづつ・・・やっと来年50年のデリカスイト。

思いきって、ワクワク変革を!

伝統とは因襲を打破し続けること伝統とは因襲を打破し続けること