社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●10年7月1日号

「社会に役立ち、人々に喜ばれる」とは?失敗に学び、ありがとう。

ありがとうございます。
当社の社是・仕事の定義に、「社会に役立ち、人々に喜ばれる」とあります。

私は今年より、岐阜県栄養士会の会長に指名され、あわただしい生活が加わっています。
あらためて「食を通した健康づくり」こそ、「社会に役立ち、人々に喜ばれる」仕事なんだ、と痛感しています。当社も「健康・健脳」へのスキルをあげて行きたいものです。

さて、本年入社・研修中の女性社員からのメール週報に≪お米と水の量を間違え、見事なお粥を炊き上げてしまいました。≫とありました。
メールでで返信しました。
「テスト的に「おかゆ弁当」チャレンジしてみましたか?
失敗から、面白いことが分かるかも知れません。チャレンジ・チャレンジを!」と。

さきほど偶然に、本社に来ていたその方にお会いしました。とてもチャーミングな方です。

「そのお粥をどうしたの?」という質問に「お味をみたりして、その後で もったいないけど 捨てました」との答えでした。

エジソンには、失敗がなかった!白熱電灯を完成するのに、99回うまく行かなかったけれどもそれは 失敗ではなく実験だった!と言う。最後の100回目で完成なら、まさに99回は実験と言えるでしょう。
99回で終わっていたなら、失敗の山で終わったのでしょう。

水の量を間違え、お粥ができちゃった時、失敗と残念がらずに、「折角のチャンスだ!」と捉えるように考えようね。
例えば、「朝がゆセット」にチャレンジできないか?
あるいは、「嚥下傾向のご家庭に試食を!お粥はいかが?」の実験も出来たかも知れない。
普通なら、絶対作らない「おかゆ」が偶然出来ちゃった、それならそれをひょっとしたらチャンスかも!と行動するのも、選択肢のひとつなのかな。

炊飯には、「ご飯」だけでなく、「おかゆ」もある、そのことに気づいたチャンスを「宇宙の創造主」が与えた“事件”だったかも!

ありがとうございます。と何事も前向きに捉えよう。
だから「ありがとうございます。ありがとうございます。」と感謝することはとても大切なんですよ。