社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●10年2月1日号

節分。「今日こそ、勝負の日」思いっきり 全力を出してみよう。
―ハレの日、ケの日料理―

ありがとうございます。
創業して四十数年 夢中で駆け抜けてきました。周りで次々襲いかかる激変も、あまり意識することなく、ただただ その波を乗り切ることに集中し走ってきました。
振り返ってみれば オイルショックの狂乱物価、マックなどが進めた激安競争等 価格変動で翻弄される時期は何度もありました。
今回のデフレ状況は 規模でも品質でも 過去とは比較できないほど広範で高度に進化しています。
ハイブリッド自動車価格や薄型TV、らーめんやユニクロ衣料、100円ショップ、ABCシューズ、王将餃子に 250円弁当とほとんどの業種に及び、また高品質化を目指しています。まさにパラダイム(思想や価値観)の転換です。
良いものだから ほどほどの価格で買って戴けるだろう!から脱せねば生き残れません。

ハレの日料理とケの日の料理!
美濃万・速弁・セントレアそれにデリカスイトウオフクのおさかなの技が揃いました。
ハレの日には、その質を最高に表現して、(一品の量を押さえて)お値打ち(激安ではなく)提案を強化しましょう。中途レベルの品質提案ではなく、最高レベルに上げて、量的な点を考慮してリーズナブルな価格にしましょう。
(ex 美濃万おせち 3万3千円の少サイズ化で2万円アイテム、X’MASプレミアム2万円セットのダウンサイズで 1万円アイテム)

ケの日料理、もの日ではない日常料理、これは前述のように、相当な価格改革に対応してゆかねばなりません。
ひとつには食材の選定でしょう。
本物でありながら価格の低い(“中国産や低品質だから安い“ではなくて)食材を使いましょう。大量に出回るゆえに安い“旬”の食材、標準サイズ以外のお値打ち食材、本当はおいしいのに市場商品として評価されずに安い地域食材(地場野菜や地場おさかな)を、もっともっと意識して強化せねばなりません。おいしくてお値打ちな食材があって、それから料理を決めることが必須です。

次いで、お値打ちに販売できる最大の武器は、一品あたりのコストを押さえること!
その最大のコスト削減は、一人あたりどれだけ売るのか!にかかります。とにかく今までの2倍以上を売ることに挑戦してみよう。あなたの店で、挑戦し、成功したならば 全店に広げる。
あなたの挑戦で、きっかけを得ること、それが全社の仕組みづくりに繋がり、全員の幸福人生に繋がるのです。

さて、2月3日は“節分恵方寿司”これは“ハレ”“ケ”の中間に位置づけられる料理ですね。
品質と価格が問われます。朝・昼・夕のタイミングを考え 心からの笑顔を添えて 懸命に買ってもらう行動をしよう。

ぜひ この節分という 行事食を成功させ 次のステップにつなげよう。
ウオフクの皆さんが仲間になった初めての節分、思いきり 全力で お客様にぶつかってみよう。

「今日こそ、勝負の日」思いっきり 全力を出してみよう。