社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●13年11月1日号

eコマースの新たな夜明けとオリンピックによる歴史的転換

ありがとうございます。WEB日経2013/10/20に驚きました。社会の構造変革に楔を打つ、これぞイノベーションですね。
以下、孫正義氏の言葉を引用紹介します。・・・「有力者は古代ローマの時代から、多額の地代を得ていた」「今日現在はどうか。eコマースの場でも地代を払っている」「自由なインターネットの中でeコマースだけは不自由な環境にあった」――。居並ぶ出店者たちは不遇な「小作人」との意識を植え付けられた。
そして「領主」は反省を口にする。「ヤフージャパンはこれまで間違っていた。大いに反省し、根底からひっくり返そうと思い至りました」。直後、無料化策が明かされた。
これまでヤフーショッピングの出店者から徴収していた2万1000円の初期費用、2万5000円の月額出店料、売り上げに応じたロイヤルティー(手数料、1.7〜6%)を無料に。さらにネットオークション「ヤフオク」への法人月額出店料、出品手数料も無料とし、ヤフーショッピングの店舗から顧客へのメール送信、外部リンクも自由に開放する、とたたみかけた。・・・「我々は日本のeコマースの新たな夜明けを迎えるんだ、革命を起こすんだ」・・・・時代は激しく変化しますね。

さて、2020年東京オリンピック決定。私にとり人生2回目の五輪大会です。56年ぶりの日本開催。1961年の個人創業。63年には大学中退し仕事に重点を移したころ。1964年東京五輪を迎えました。開催に合わせて新幹線が開業。もちろん、乗りました。連日、架線の不具合で、たびたび遅延しましたが・・。1965年7月1日には名神高速道路も全線開通。将来は夢いっぱいでした。1970年の大阪万博は6400万人と超満員。
そんな年に、佃煮の小売業へ進出、売れ筋を求めて惣菜品目(名古屋栄養短大にて、料理の基本を学ぶ)を追加増強。その2年後1972年に惣菜小売業として会社を設立しました。現在の“デリカ“”中食業界“をおぼろげに予感してたかな!
(でもインターネットの予測は誰も出来なかった時代です)
こうした大イベントは生活様式に歴史的転換をもたらします。五輪後30年は「規模、品揃え、価格」を競い合い、21世紀に入り「品質・技術・財務」の重視に変わりました。
さて、2020年の東京五輪!50年、60年先はどんな予測が持てるのか。ぜひ大きな夢を持って向かって下さいね。
今後、業種の垣根はなくなります。次の前半30年は以下重視を5項目を記します。

  1. 「ありがとうございます」挨拶を基に「コミュニケーション力」と「五感謝と五誓」
  2. ミッションを明確に。「健康長寿社会実現に役立とう」
  3. 「素」からの構築を。食材・調味料・水・酒等、明らかに五誓を説明・納得の差別化。
  4. 「財」強固な財務基盤と、人財育成。人材から人財へ。
  5. 「Innovation」商品・チャンネル・価格・プロモーションの改革。
      物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」の追求