社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●09年7月1日号

品質ときれいな売り場、笑顔あいさつ・・・五誓の徹底こそ基本

ありがとうございます。
厳しい不況感が続いています。消費者の低価格志向に沿うことも必然ですが、基本的には“五誓”・・・「安心・おいしさ・値打ち・楽しさ・新鮮」を具体的に売り場で表現できるか否かでしょう。
日経ビジネスONLINE 6.22号『不況下でも利益を2倍にする売り方・V字回復に成功した「成城石井」』を紹介します。

  1. 多くの小売りが商品の大幅な値下げや特売に走っている同業者と一線を画し、価格の高い商品を取り揃えて業績を伸ばしている
  2. 業績回復のもう1つのカギは「推奨販売」

それらの商品を客が手にしてくれるための工夫──。それは、店員の推奨販売である。推奨販売と聞けば、「どの小売りでもやっていることではないか」と思う人もいるだろう。だが、成城石井の推奨販売はほかとは一味違う。
実際に店舗の中では、棚のあちこちに、「今月の一品」や「私の一品」などと銘打ったPOP(店頭販促)が張られている。
これは、「重点的に推奨販売する」と本部が決めた商品について、そのセールスポイントを各店舗の店員たちが自らPOPに手書きをしている。

成城石井の大久保社長はまず、3つを徹底させた。
(1)店舗の売り場をきれいにする、(2)あいさつを欠かさない、(3)商品の欠品をなくす。
お客に売り込む重点商品を絞り、店頭で推奨販売を行うため、店舗の店員一人ひとりが、重点商品を知り尽くした「専門家」になる必要がある。
そこで毎月1回程度、重点商品を店員自らが試食・試飲し、その商品についての知識を学んだり、陳列の仕方を覚えたりする。

売上高に占める重点商品の構成比は当初の6.5%から約25%まで高まった。価格が高くて利幅の大きい商品の比率がここまで上昇すれば、おのずと利益もついてくる。

ぜひ、参考にしたいものです。
世の中全てが「必要・必然・ベスト」。思いは必ず実現する。
宇宙から人間、景気も株価も、循環のサイクルの内にある。
厳しい今を、必死に乗り切ろう。きっと明るい未来はやって来る。
自分たちが、不断の努力とお客様志向を持ち続ければ・・・。

コメント付きカード