社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●06年7月1日号

ありがとうございます。
7月1日、大垣駅アピオのOsozai+Cafe美濃味匠がOPENします。やや手狭な20席のCAFEスペースですがコンパクトなモデルとして確立目指しています。8月7日には60席のJR岐阜駅、25日にも名古屋市・松坂屋ストア千代田店を予定しています。そのほかにも幾つかのデベロッパーから打診を受けています。国内初のコンセプトによるお惣菜の店だからこそ、差別化された店としてデベロッパーとしては魅力を感じているようです。つまり世の中に珍しい、ここしか無い、他に該当する会社はないからという理由により、求められているのでしょう。デリカ事業部含めて、差別化・個性化確立に向かいたいものです。美濃身土不二、目の前出来立て調理を進めたいものです。

「激流」という流通情報月刊誌が中食の特集記事を取り上げました。全国で10社を成功企業として掲載しています。殆どが上場か大資本系列の惣菜企業ばかりの中、デリカスイトが取り上げられています。「世界を捨て、地域に生きる惣菜を追求」の大見出しと、「地元西美濃の食材を生かす・地域文化を語る惣菜カフェを開発」という小見出しで当社を紹介しています。そしてむすびとして「デリカスイトは確かに惣菜屋だ。が、それはビジネスを前提としていないという点で、他のどの企業とも一線を画す。まず地域ありき。だから堀社長は、「外食だろうが中食だろうが関係ない。基本はフードソリューションだ」と語る。ローカルを突き詰めたとき、グローバルにも負けない究極の差別かが生まれてくるのかもしれない」と結んでいます。メデイアの論調は時代潮流を反映しています。時代はきっと当社の行き方を肯定的に捉えています。自信を持って進んでいきましょう。

6月1日付けで、岐阜経済大学の副理事長を仰せつかりました。中小企業も地方の商店街も、そして地方の私立大学もグローバル経済・少子高齢社会の中で、生き残りが掛かっています。地域にとり必要不可欠な 地域のコミュニテイも地域企業も永続して栄えていける知の拠点として、特色ある岐阜経済大学発展のお役に立てればと考えています。『ローカルを突き詰めたとき、グローバルにも負けない究極の差別かが生まれてくるのかもしれない』の思いはいづれにも共通する気がします。

30歳頃(第3の大学としての名古屋文理短大に学んだ頃)、いつかは大学経営に携わり社会のお役に立ちたいと思っていた時期がありました。何時の日か彼方遠く霞んでいましたが、この立場になり、やはり「思いは実現する」のだと感じています。

「ありがとうございます」思い続けましょう。