社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●07年12月1日号

ありがとうございます。
はや、師走。
本年は、食品の安心を脅かす 本当に多くの事件が起きた一年でした。「ミートホープ」は論外としても、「白い恋人」「赤福」「船場吉兆」と業界の代表的企業がこうした経営姿勢であったことに驚いています。
当社の当たり前ではあるが、「まごころを礎に・・」社是や「五つの誓い」という創立以来の追求は 世の移り変わり36年を経ての今も、まさに正しいものと あらためて その徹底と進化を思う次第です。
さて、表示問題や食材産地、賞味期限、アレルギー問題、有機など農業との関連、更には食育など食品固有の多難さに加え、流通業界の中に当社は位置しています。グローバル経済化が最も激しく押し寄せる場面であり、その意味で二重の大波にさらされています。本年も員弁、ワンダー(建て替え閉店)、平針、一社、近鉄パッセと豊田サンクの退店を決行しました。他方、なだ万様との取り組み、JR津駅と大垣アクアウォークでの「サンセル」「五誓」のOPENなど新たな挑戦も始まっております。

お取引いただいているスーパーのK社様は、チラシ折込もポイントも止め、来店いただいたお客様のリピートに全力を投入、前年対比売り上げは、実に120%の実績を続けておられます。今日、来店されていただいたお客様に本当に喜んでいただく販売に徹しよう。厳しさを憂えるより、この思いを実践して、後半に臨みましょう。

お客様を「思う」ことこそ重要なのです。「思い」をもつ、これこそが人間とロボットの違いなのでしょう。人間はボタンで命令されることでなく主体的に「思い」を持って行動する。人間の能力は、「思い」によりどんどん成長発展する。また人間は「思い」と同様、幅広い「多機能」であることが3つの大きな差なのでしょう。

笑顔のありがとうございます挨拶、安心への徹底、無駄なくす配慮、おいしさ努力、他に学び変化するなど、どれも大変ですが、ロボットと違う、それこそ「人間」だからこそ、難題解決に向かいたいものです。

難しいことこそ、成就した喜びは大きいもの!食という職を聖職・天職と意識して
大きな明日に向かいましょう。