山菜で春の訪れを感じませんか?

ありがとうございます。福井です。
厳しい寒さが続いた冬が終わりに近づいてきましたね。私たちの研修期間もあとわずかとなりました。本配属がどこになるか気になるところですが、まずは残りの日々を大切に過ごしたいと思います!

さて今回は、春の食材「山菜についてお話したいと思います。山菜といえばフキノトウやゼンマイ、ワラビなどが有名ですが、この他にもタラの芽やウド、コシアブラなどたくさんの種類があります。今回はその一部を紹介します!

フキノトウ
雪が解けると一斉に芽を出すことから「春の使者」と呼ばれるほど、春を代表する食材です。フキノトウ独特の香りはフキノリドという成分で、胃腸の調子を整えて消化を促してくれます。食物繊維も豊富なので便秘解消に効果的です!苦み成分のフキノール酸は血中ヒスタミンを減らし、花粉症や咳止めの効果があると言われています。植物性アルカロイドは腎臓のろ過機能を高めて体内の有害物質を排出してくれるので、デトックス効果が期待できます。ただ、この植物性アルカロイドは大量に摂取すると下痢などを起こすことがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。

タラの芽
タラノキの新芽のことで、「山菜の王様」の別名を持ちます。カリウムが豊富で、その利尿作用によって体内の余分なナトリウムが尿とともに排泄されるので、高血圧の予防と改善に有効です。また、強い抗酸化作用を持つビタミンEが細胞の老化を予防し、カルシウムの吸収を助けるビタミンKが骨粗しょう症の予防をしてくれます。食物繊維も豊富なので、女性には嬉しいことばかりの食材ではないでしょうか。

つくし
土手や畑に生えているつくしですが、山菜に含まれるようです。つくしにはビタミンC、β-カロテン、マグネシウム、カルシウム、カリウム、葉酸などの栄養素が豊富に含まれており、漢方薬としても知られています。しかし、他の山菜と比べてつくしを食べることは少なくなってきているように思います。私も小さいころは摘んできたつくしを卵とじにしてもらって食べていましたが、最近は全く食べていません。売られていることがまずないうえに、袴を取ったり下準備も大変なので、なかなか難しいですよね。でも栄養価は高いので、もしつくしを見つけたら、頭が締まっていて袴と袴の間隔が短いものを摘んで、ぜひ食べてみてください!

ほんの一部だけ紹介しましたが、まだまだ沢山の山菜があります。これからの季節、山菜採りのツアーもあるようなので、運動も兼ねて参加してみるのもいいのではないでしょうか。ただ、山には毒を持つ植物も生えているので、むやみに採って食べるのだけはやめましょう。

最後に、同期と一緒に伊勢神宮となばなの里に行ってきました!イルミネーションがとてもきれいで、この写真は西坂さんが一眼レフで撮ってくれました。今度は花見など春らしいことを一緒に楽しみたいと思います!みなさんもレジャーの季節を楽しんでくださいね!IMG_4809

惣菜管理士  福井里菜