県内で長年にわたり社会福祉や業界の発展に力を尽くした21人、1団体が、春の褒賞を受けた。
藍綬褒章に輝いた全国料理業生活衛生同業組合連合会長の平井良樹さんが想いを語った。
学びをくれた先輩たちの顔を思い浮かべつつ「日本料理店の価値をより高めていきたい」と力を込める。
1982年から3年間、京都・西陣の老舗料亭で腕を磨いた。
技の一つ一つを徹底的にまねて「自分ならどうするか」を常に考え続け、土台を築いていった。
85年に、岐阜市の老舗料亭「日本料理 ひら井」に入り、2005年に4代目として社長に就任した。
「ハレの日を演出する特別な場でありたい」と飽くなき探究心を抱き続ける。
昨年6月から、各地の日本料理店などでつくる全国料理業生活衛生同業組合連合会の会長を務める。
人手不足や若者への需要喚起など、業界には課題が少なくないが「おいしいのは当たり前。そこに新たなエンターテイメント性が加えられるかどうか。人と人とが出会う場の魅力をどう伝えるか、今後も模索する」と語る。
4月28日(火)岐阜新聞 地域発展 長年尽くす