日別アーカイブ: 2013年3月3日

江戸時代の食事 (番外編)

ありがとうございます。

皆さんは、テレビや映画の時代劇をご覧になりますか?私は時代劇が結構好きで、よく見てるんです(あまり放映してませんけどね)。

主に江戸時代の設定のものが多いかと思います。その中で、武士がご飯を食べるシーンについて、ちょっと感じたことを綴ってみたいと思います(つまらなくてすみません)。

武士の食事って、昔は「お膳」を前にして正座して、背筋をぴんと伸ばして黙々と食べていたんですね。基本的に食事中に会話をすることは、はしたないとされていました。これはお殿様でも実は同じだったようで、少なくとも食事イコール楽しい、というわけではなかったようです。

数年前に木村拓哉が主演した「武士の一分」という映画で、キムタク演じる三村が黙々と食事をとり、そのよこで妻(檀れい)が黙って侍っていたシーンがとても印象的です。武家の食事というのは、どこか作法に乗っ取り緊張感が漂ってます。

そう言えば、大河ドラマの「八重の桜」では、家族の食事中に多少会話があります。ドラマの性格上、やっぱり多少ファミリードラマっぽさも演出しなくてはならないからでしょうか。それでも、主人(権八)が何か問いかけない限り家族の会話は始まらない、つまり無駄口を叩いてはいけない雰囲気のようです。数年前放映された「坂本龍馬」でも、同じような感じでした。

このお行儀よく食事を摂る名残(?)が、現代では禅寺の修行僧に見られます。姿勢よく、黙々と、そしてさっさと食事を済ます。見てて楽しそうでも何でもありません。

現代では「これ、おいしいね」とか「今日こんなことがあったよ」とか、会話を楽しみながら食事をするのが普通です。少なくともお行儀が悪いことはありません。むしろ、無口で黙々と食べることの方が、白い目で見られがちです。

 

 

当社ロゴマーク、「にこちゃんマーク」と呼んでいます

食事のマナーも時代とともに変わってくるんですね。デリカスイトは、健康によくておいしいお惣菜をお届けすることで、みんなが笑顔になることを願っています。

つくづく現代の会社で良かったと思います。江戸時代だったら、お奉行様にけしからんと叱られていたかもしれませんものね。

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